採集社宣言

我々は、落ちているものならなんでも拾う。

触ったら危なそうなものに関しては、棒で突っついてみる。

 

我々は、拾ったものはありがたく自分のものにする。

食べ物は、匂いを嗅いでみて、然るべきものは食べる。

壊れたアクセサリーは、宝物にする。

BB弾は、色別に仕分けしたのちジャムの瓶に仕舞う。

何を拾うかではなく、拾ったものをどう扱うかが採集の本質である。

 

我々は、拾いものとの出会いに対する感謝を決して忘れない。

それは運の巡り合わせである。

そのものを手に入れたのが自分の手柄であるというような奢りは持たない。

 

我々は、自分が落としたものに対して執着しない。

それは運の巡り合わせである。

しかし、そのものとの思い出を手放すことは決してない。

 

 我々は採集社。目下の会員は、ひとりである。